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Channel: 小林沙羅オフィシャルブログ「小林沙羅のきまぐれ日記」Powered by Ameba
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NHKニューイヤーオペラコンサート、無事に終わりました!

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1月3日、NHKニューイヤーオペラコンサート、

おかげさまで無事に歌い、踊る事ができました。


学生の頃からずっと憧れで見ていた番組に、

尊敬する先輩方と一緒に出演させて頂けて感無量でしたキラキラ


応援して下さった皆様、見て下さった皆様、

暖かく周りで支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。


メリーウィドーのハイライトでは桂文枝さんとも共演させて頂き、

ウィーン在住の大好きなソプラノ中嶋彰子さんと、

兵庫のこうもりの時にもお世話になったバリトン黒田博さんと、

ダンステアトロのダンサーさん6人と、

合唱の皆さんと共演させて頂き、華やかな楽しい舞台になりました。


文枝師匠&中嶋さんと



小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013



グリゼットの踊り子達と♪



小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013


ヴァランシエンヌの「グリゼットの歌」は、

歌としては音域も低く、

のびのびと声を出せるような曲ではなかったのですが、

その分のびのびと楽しんで踊り、見て下さっている皆さんに、

楽しい気持ちになって頂けたら、と思って臨みました。


5歳~17歳まで本気でやっていたクラシックバレエと、

小さい頃から特技だった側転を、舞台の上で、

そしてテレビ放送で皆さまに見て頂く日が来るとは!


側転は、高校の時に体操部で繰り返し繰り返し練習したのですが、

それを今回、思いがけない形で生かす事ができました。


高いヒールを履いて、

スペースの小さい舞台の上で側転をするのはドキドキできたが、

無事にできて良かった~ビックリマーク


今回は色っぽいシーンで、

メイクも衣装もダンスも色気たっぷり!

楽しかったです音譜



小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013


コンサート最後のロッシーニ「ランスへの旅」

の14重唱では、驚くほど豪華な歌手の皆さまの中に入れて頂き、

夢のような時間でした。



小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013



ロッシーニの音楽は楽しく、お正月に明るい気分になる曲でした!


楽屋では先輩方が優しく声をかけて下さり、

緊張をほぐして下さいました。

前日のリハでは緊張で堅くなってしまっていたのですが、、

おかげさまで本番はのびのびと演奏する事ができました。

本当に感謝しています。

そして先輩方をますます尊敬しています。


スタッフの皆さんも本当に優しかった。

限られた時間の中で、いい舞台を作り上げようとする、

一人ひとりの強い思い、エネルギーが、

この二時間の舞台に集中して出来上がったのだ、と実感しました。


今年も一つ一つの舞台に全力で取り組んで行きたいと、

改めてそう思っています!




司会の辰巳琢郎さん、武内陶子アナウンサーと。

お二人とも、リハの時から来て下さり、

出演者とも気さくにお話をして下さり、

お人柄も素敵で、

現場にはあたたかくいい空気が流れていました。



小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013


小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013




最後にメリーウィドーのみんなで
桂文枝師匠を囲んで、いらっしゃ~い!の図。(笑)



小林沙羅のきまぐれ日記-NHK 2013




※今年の演奏曲目と出演者は以下のようなラインナップでした☆


M1.歌劇「ナブッコ」から
ヘブライの捕虜たちの合唱「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」(ヴェルディ)
合唱:新国立劇場合唱団、二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部


M2.歌劇「アンドレア・シェニエ」から「ある日、青空をながめて」(ジョルダーノ)
テノール:福井 敬(シェニエ)


M3.歌劇「ボエーム」から「愛らしい乙女よ」(プッチーニ)
ソプラノ:砂川涼子(ミミ)、テノール:村上敏明(ロドルフォ)


M4.歌劇「リゴレット」から 女心の歌「風の中の羽のように」(ヴェルディ)
テノール:望月哲也(マントヴァ公爵)


M5.歌劇「シチリア島の夕べの祈り」から「ありがとう、皆さん」(ヴェルディ)
ソプラノ:大村博美(エレーナ)


M6.歌劇「カルメン」から セギディーリャ「セビリアのとりでの近くに」(ビゼー)
メゾ・ソプラノ:林美智子(カルメン)、テノール:大澤一彰(ホセ)
振付:佐藤浩希


M7.喜歌劇「メリー・ウィドー」(レハール)から
「ヴィリアの歌」「グリゼットの歌」「唇は黙して」「フィナーレ」
ソプラノ:中嶋彰子(ハンナ)、バリトン:黒田博(ダニロ)、
ソプラノ:小林沙羅(ヴァランシエンヌ)、特別出演:桂文枝(ニェーグシュ)
合唱:新国立劇場合唱団、二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部
踊り:ダンステアトロ21 ダンス振付:能美健志
構成:井上頌一



M8.オルガン・ファンタジー/パイプオルガンが奏でるオペラ名曲選
歌劇「アイーダ」から凱旋行進曲(ヴェルディ)
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)
歌劇「ローエングリン」から 第3幕への序奏(ワーグナー)
パイプオルガン:井上圭子


M9.楽劇「ワルキューレ」から「ワルキューレの騎行」(ワーグナー)
ソプラノ:並河寿美(ゲルヒルデ)、江口順子(オルトリンデ)、
メゾ・ソプラノ:清水華澄(ワルトラウテ)、金子美香(シュヴェルトライテ)、
ソプラノ:平井香織(ヘルムヴィーゲ)
メゾ・ソプラノ:増田弥生(ジークルーネ)、田村由貴絵(グリムゲルデ)、平舘直子(ロスワイセ)


M10.楽劇「ワルキューレ」から「ウォータンの別れ」(ワーグナー)
バス:妻屋秀和(ウォータン) 、ブリュンヒルデ:佐藤路子


M11.歌劇「フェドーラ」から「君は愛さずにはいられない」(ジョルダーノ)
テノール:水口聡(ロリス)


M12.歌劇「死の都」から マリエッタの歌「わたしに残されたしあわせ」(コルンゴルト)
ソプラノ:木下美穂子(マリエッタ)


M13.歌劇「オテロ」から
第1幕冒頭、「無慈悲な神の命ずるままに」(第2幕)(ヴェルディ)
テノール:福井敬(オテロ)、バリトン:堀内康雄(ヤーゴ)、テノール:大澤一彰(カッシオ)
合唱:新国立劇場合唱団、二期会合唱団、藤原歌劇団合唱部


M14.楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
イゾルデの愛の死「優しくかすかな彼のほほえみ」(ワーグナー)
イゾルデ:藤村実穂子


M15.歌劇「ランスへの旅」から
14声の大コンチェルタート「皆さん手紙です」(ロッシーニ)
ソプラノ:砂川涼子(コリンナ)
メゾ・ソプラノ:清水華澄(メリベーア侯爵夫人)
ソプラノ:高橋薫子(フォルヴィル伯爵夫人)
ソプラノ:森麻季(コルテーゼ夫人)                                
テノール:水口聡(騎士ベルフィオール)
テノール:望月哲也(リーベンスコフ伯爵)
バス:久保田真澄(シドニー卿)
バリトン:黒田博(ドン・プロフォンド)
バリトン:森口賢二(トロムボノク男爵)
バリトン:堀内康雄(ドン・アルバーロ)
バス:妻屋秀和(ドン・プルデンツィオ)
ソプラノ:小林沙羅(デリア)
メゾ・ソプラノ:林美智子(モデスティーナ)
テノール:村上敏明(ゼフィリーノ)


M16.喜歌劇「こうもり」から 「ぶどう酒の燃える流れに」(ヨハン・シュトラウス)
全員


管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
指 揮:下野竜也

司 会:辰巳琢郎、武内陶子アナウンサー



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1~3月の演奏会予定

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たくさんのあたたかいコメントをありがとうございます!


今、コンサートにオペラに、毎日稽古まっさかりで、

なかなかお返事を書く時間がとれないのですが、

本当に嬉しく読ませて頂いています。励みになります!!

ありがとうございます!


今年は1年の半分ぐらいが日本、半分ぐらいがウィーン、

という一年になりそうです。


1~3月は日本での公演が多いので、

まずはまとめて、そのお知らせを書かせて頂きます。

また追って、一つ一つの公演についても書きたいと思っています。



☆1月13日(日)14時開演

千葉県文化会館

ニューフィル千葉特別演奏会 ニューイヤーコンサート2013

 「新春・華麗に刻むウィンナーワルツ・ポルカ」


☆1月14日((月・祝)14時開演

東金文化会館

ニューフィル千葉ニューイヤーコンサート2013 東金公演


☆1月19日(土)14時開演

東京オペラシティ コンサートホール(タケミツメモリアル)

オペラ「万葉集」(演奏会形式)


☆1月31日(木)19時開演

  2月2日(土)14時開演

  2月3日(日)14時開演

東京文化会館 大ホール

~第二次世界大戦で亡くなった全世界の人々に捧げる~

オペラ「KAMIKAZE-神風-」(新作オペラ)


☆3月7日(木)19時開演

紀尾井ホール

ヴォルフガング・シュルツ&小林沙羅 スペシャルコンサート


3月23日(土)18時開演

サントリーホール

東京交響楽団サントリーホール定期演奏会

ブラームス「悲劇的序曲」 マーラー「嘆きの歌」


3月31日(日)

石川県立音楽堂

(詳細未定)



4~6月は基本的にはずっとウィーンにいる予定です。

(5月に一瞬帰ってくるかもしれません)


ウィーンでも様々な挑戦をして来たいと思います!

ニューイヤーコンサートin千葉&東金 そして明日は「万葉集」

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1月13日(日)は千葉県文化会館で、

1月14日(月・祝)は東金文化会館で、


ニューフィル千葉の皆さんと、指揮者は大井剛史さん、

ソリストは私とフルートの西下由美さんで、

ニューイヤーコンサートを行いました!



小林沙羅のきまぐれ日記-chiba


今回はウィーンの小唄、プラーター公園の春と、

ウィーン我が夢の街(東金のみ)、

オペレッタのアリア、こうもりより「田舎娘なら」と、

パガニーニより「愛は地上の天国」(千葉のみ)、

そして、

バーンスタインのキャンディードより「着飾ってきらびやかに」

を歌わせて頂きました。


特に「着飾ってきらびやかに」は、超高音のハイEs、

(高いミのフラット)が曲中に4回も色々な形で出て来て、

コロラトゥーラはあるわ、語りはあるわ、低音もあるわ、

の、超難局で、初めて人前で披露させて頂く事になっていたので、

本番まで、ドキドキでした。


でも、表情豊かな面白く楽しく可愛い曲なので、

本番は楽しんで歌う事ができ、お客様も一番盛り上がって、

本当に嬉しかったですニコニコ


今回のニューイヤーコンサートは、

オケの皆さんも大井さんも、始終ニコニコ楽しく演奏していて、

お客様もニコニコ楽しそうで、私もとっても楽しかった!


日程的には、オペラKAMIKAZEの稽古や万葉集のリハもあるさなか、

ハードな時期ではありましたが、出演できて本当に良かったです。

忘れられない時間になりました。


千葉公演は満員状態のたくさんのお客様でした!

これは千葉での公演終了後、舞台裏で撮った写真です。

指揮者の大井剛史さんと。

大井さんは指揮も、曲目の解説も素晴らしく、

私がどんな風に歌っても、

さらりと歌いやすいように合わせて下さいました。

感謝!



小林沙羅のきまぐれ日記-chiba


東金での公演の日は雪がたくさん降る中、

来て下さったお客様に、心からの感謝を込めて歌いました。

高校生ぐらいの若い人もたくさん来て下さっていたので、

クラシック音楽、楽しかった、と思ってもらえたら嬉しいな、と思い、

私も、楽しんで歌わせて頂きました。


終演後は帰宅するのが本当に大変で、

オケの皆さんと一緒に苦労して帰宅しましたが、

これもまたなかなかない思い出になりました。


私は家まで8時間半かかりました。

大井さんは10時間以上かかったとか。

皆さん、お疲れさまでした!

お客様も皆さま無事に帰れていますように。


帰宅後はヘトヘトながら、心は満たされていました。

音楽は私を元気にしてくれます。


明日は「万葉集」の本番です。

オペラシティのタケミツメモリアルホールで14時から。

千住明さん作曲の作品で、フルオーケストラ版としては初演になります。

美しく、素晴らしい作品です。


この作品にもたくさん元気をもらっています。

チケットは売り切れ状態と伺ったので、

もし明日いらっしゃれそうな方は、当日券が出るか、

確認してから来て頂けたら、と思います。


詳細はこちらをご覧ください。

http://tso.jp/concerts/2012/operacity/20130119operacity.html


2013年も音楽にエネルギーをもらって、

そして音楽にエネルギーを注いで、

たくさんの人と幸せをわかち合って、

豊かな一年にしたい。と改めて思っています。

満員御礼「万葉集」!

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1月19日に演奏しました「万葉集」、

おかげさまで客席は満員でした!!


これは頂いた大入り袋です♪♪


小林沙羅のきまぐれ日記-万葉集


終演後も、

素晴らしかった、ぜひ再演を、海外でも演奏を、

といろいろな方が言って下さって、

あらためて、この作品の素晴らしさを実感しました。


この作品は初め、東京文化会館のプロジェクトで作られ、

小ホールでの演奏のため、オーケストラは小編成でした。


今回はフルオーケストラ版の初演となり、

今回のために、千住明さんは多くの音を書きこみ、

エンディングなどいくつかの部分を改訂し、

さらにスケールの大きな作品になりました。


合唱も今回は東響コーラスさん136人!!

素晴らしく、美しい歌声で、

特に最後のアカペラ部分では感動して、

舞台上で涙ぐんでしまいました。


この作品は大友マエストロもおっしゃっていましたが、

オペラというよりはオラトリオ的なもので、

綺麗なメロディーと、起伏を抑えて変化する色合いで語る、

日本の美が感じられる作品だと思います。


もっといろいろな方に聴いて頂きたい。

新しい日本発の作品として、海外でも演奏できたら…

と、夢は膨らみます。



これは終演後の写真です☆

みんないい笑顔ラブラブ




小林沙羅のきまぐれ日記-万葉集


個人的には、

以前演奏した時よりも

表現したい事が自由に表現できるようになった部分と、

まだまだ、気持ちを込めようとしすぎて力んでしまった部分と、

いろいろな事を感じた演奏会になりました。


聴きに来て下さった皆様、ありがとうございました!!

いらっしゃれなかった方も、

きっと再演があると信じていますので、

その機会にぜひ!!

新作オペラ「-KAMIKAZE-神風」

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いよいよ、


三枝成彰さんのオペラ「-KAMIKAZE-神風」


の幕が、しあさって、開きます!!






小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze







音楽にものすごいパワーのある作品です。


物語は、実際に存在した人物、穴澤少尉とその奥さんの


エピソードを中心にできています。


穴澤少尉の遺書は、読むたびに涙が出ます。





私の役は木村愛子という女の子の役。


愛子のエピソードも、


実際にあった話をもとに作られているそうです。




愛子はまだ結婚したばかり。


しかし旦那さんが特攻隊として飛んで行ってします。


それを基地まで行って、隼の前に横になり止めに行く、激しい役です。


幕開けは私と旦那の木村少尉のシーンから始まります。


二幕には半ば気が狂って登場し、美しく悲しいアリアがあります。




最近は毎日、このオペラの事ばかり考えていました。


特攻隊に関係する映画や本をたくさん読みました。




秋には鹿児島県知覧の特攻平和会館に行き、


たくさんの遺書や特攻に使われた隼、


写真、軍服、などを見て来ました。




また、このオペラの舞台になっている富や旅館に宿泊し、


様々なお話を聞いてきました。




この事については、また明日かあさってに書きたいと思います。




まずはこのオペラについて。




~第二次世界大戦で亡くなった全世界の人々に捧げる~


オペラ「KAMIKAZE-神風-」




2013年


1月31日(木) 19時開演


2月2日(土) 14時開演


2月3日(日) 14時開演







東京文化会館大ホール








プラチナ席  30,000円


SS席  25,000円


S席  20,000円


A席  10,000円


B席  5,000円


C席  1,000円






作曲:三枝成彰


原案・原作:堀紘一


脚本:福島敏朗


演出:三枝健起


美術:千住博


照明:沢田祐二


アリア歌詞(知子と愛子):大貫妙子


プロダクション・マネージャー:小栗哲家


史実監修:大貫健一郎








指揮:大友直人




神埼光司少尉:ジョン・健・ヌッツォ


土田知子:小川里美


木村寛少尉:大山大輔


木村愛子:小林沙羅


山口耕太少尉:渡辺大


冨田トメ:坂本朱 ほか




管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団






主催:朝日新聞社、メイコーポレーション




特別協賛:


三菱商事株式会社


セガサミーホールディングス株式会社


オリックス株式会社


株式会社NTTデータ


東海旅客鉄道株式会社


株式会社木下工務店


株式会社ドリームインキュベータ   ほか




協賛:


株式会社ローソン


株式会社三井住友銀行


SMBC日興証券株式会社


NPO法人イエローエンジェル


トヨタ自動車株式会社


ヒロセ電気株式会社


リンナイ株式会社


明治生命保険相互会社


JT   ほか








チケット取り扱い:


電子チケットぴあ 電話:0570-02-9999


 (音声対応Pコード:177 -140) HP:http://t.pia.jp/


東京文化会館チケットサービス 電話:03-5685-0650


メイコーポレーション(プラチナ席のみ) 電話: 03-3584-1951






お問い合わせ:


株式会社メイ・コーポレーション(平日10:00~18:00)


電話: 03-3584-1951 ファクス: 03-3584-1952


メール: office@saegusa-s.co.jp




HP→http://www.saegusa-s.co.jp/con130131.html





それと、作曲者の三枝さんが


このオペラについて語っている動画がありましたので、


ここに貼り付けておきます。






オペラ「KAMIKAZE-神風-」いよいよ初日!

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オペラ「KAMIKAZE-神風-」

いよいよ初日の幕が開きます。



三枝成彰さんの音楽は力強く繊細で心をつかみます。

千住博さんの美術は美しく悲しく、心を打ちます。

福島敏朗さんの台詞は一言一言が深く、心に沁みます。



私の2幕で歌うアリアは大貫妙子さんが書いて下さいました。

素晴らしいアリアです。

愛子の気持ちに深入りすればするほど、

身を削るようにして歌っている自分がいます。



今回このオペラに出演するにあたって、

この作品の舞台である鹿児島県の知覧まで行ってきました。



特攻平和会館でたくさんの遺書や写真や資料と向き合い、

これが、本当に少し前、祖父母が若かった頃にあった事だ、

という事に改めて気付かされました。



一人一人の命の重さ、思いの強さ、

しかし、時代の中で、国のために命を落とす事が、

正しい、立派だ、と言われ、信じられ、

そこから逃れられなかった若者達の運命。



本当に正しい事は何なのか、

大きな流れにただ流されることなく、

一人一人が真剣に考えないといけない。

同じ事を繰り返してはいけない。と強く思います。



これは知覧に展示されていた特攻機、隼です。

冒頭、私の夫はこの隼に乗って飛び立ちます。

それを私が必死で止める所から今回のオペラは始まります。






小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze




これは、2幕の舞台である富屋食堂の外観。

今は資料館になっています。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


この写真の方が富屋食堂のおかみさんだったトメさん。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


そして、ここ、富屋旅館に泊まった私に戦時中の色々なお話を、

とても親切に丁寧に教えて下さったトメさんの曾孫さんと、

今のおかみさんでトメさんのお孫さん、お二人。

一緒に写真を撮って頂きました。

お話していて感じましたが、本当に心の綺麗な方々でした。


小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


これは三角兵舎。

敵から攻撃されにくいように、地下に半ば埋まっています。


小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze



これが三角兵舎の中。

ここで特攻隊員達は最後の一夜を過ごしました。


小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


この奥に見える、富士山のような山は開聞岳。

これを知覧の目印に特攻隊員は飛んだそうです。

私もこの山を見ながら、

遠くなっていく開聞岳を眺めていた特攻隊員達の気持ちを

思い、感じ、考えました。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze



今回のオペラは実際に存在した

穴澤少尉とその恋人をモデルに、

その二人のエピソードを中心に書かれています。


チケットは当日券も少しあるらしいので、


ぜひ。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze

http://www.saegusa-s.co.jp/kamikaze.html

KAMIKAZE 初日の幕が無事に開き、あと2日!

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おかげさまで昨日、

オペラ「KAMIKAZE-神風-」の幕を無事に開ける事ができました。

会場はいっぱいのお客様!

ありがとうございました。


私は今回、アリアの時に、

自分でも驚くぐらい、愛子の気持ちそのものになっていました。

ここまで役に深く入り込んでしまったのは初めてかもしれません。

気持ちが高まりすぎて、

リハでやって来たのとは全然違ったアリアになってしまいました。

でも、指揮者の大友さんとオーケストラの皆さんが、

もう、そんな暴走する私の呼吸を読んで、

私の歌に寄り添って支えて下さいました。

本当に心から感謝しています。


2日目、3日目は、気持ちを込めながらも、

ちゃんと冷静さを失わずに歌わなきゃ、と思っています。


さて、

初日の幕が開きましたので、写真を少し。


これはオーケストラピット。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze



今回のオーケストラはとにかく巨大で、音も巨大です。

なので、ワーグナーのためのバイロイトの劇場のように、

オケは舞台の下にもぐっています。

文化会館では本格的にもぐらせる事はできないので、

今回は上が布で覆われています。


舞台上の話は、これからいらっしゃる方もいるので、

秘密にしておきます♪


衣裳は少しだけ公開☆


なでしこ隊のみんなと。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze



特攻隊のメンバー左から

山口中尉(渡辺大)、野島伍長(仲本博貴)、木村少尉(大山大輔)



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


そしてなんとなんと!嬉しいサプライズがありました!!

前回のブログでご紹介させて頂いた、

富屋食堂のトメさんのお孫さんにあたる、

今の富屋旅館の女将さん、その一家が、

きのうの初日に来て下さったんです!!!


トメさん役の坂本朱さんと、

トメさんのお孫さん一家と一緒に撮った写真がこれです。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


びっくりしました!!そして本当に嬉しかったです。

曾孫さんは泣いてしまいました、とハンカチを握りしめていらっしゃいました。

また知覧に行きたいなぁ。そして富屋旅館に泊まりたい。


もしも鹿児島に行かれる機会のある方がいらっしゃいましたら、

ぜひとも知覧まで足を延ばし、富屋旅館に泊まってみて下さい。

心の綺麗な方々が暖かいおもてなしをして下さいます。

お料理も丁寧に作られていて、とってもおいしかったです。



オペラ「KMAIKAZE-神風-」、


残すはあと、明日とあさって、二日間。

頑張ります!!


当日券が少し出るらしいので、お時間ある方はぜひ!









オペラ「KAMIKAZE-神風-」を終えて

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昨日無事に、オペラ「KAMIKAZE-神風-」の

千秋楽の幕を閉じる事ができました!


今回のオペラは声楽的にも内容的にも、

とてもハードだったのと、

本番前に少し体調を崩してしまっていたので

不安もあったのですが、

本番3回、無事に歌いきる事ができ、ホッとしております。


この年末年始は大切な本番が続き、

体力と精神力、ぎりぎりの所で頑張って来ました。

ここで一度ウィーンに戻り、体調も生活も整えて、

3月7日のフルートとのジョイントコンサートや、

3月23日の東響交響楽団とのマーラー「嘆きの歌」などの

準備を落ち着いて整えたいと思います。


今回のオペラ、KAMIKAZEのお話を頂いてから、

約1年半、特攻隊の事、戦争の事を勉強して来ました。

私たちの祖父母の世代にあった事、つい最近のことなのに、

戦後に生まれた私たちは、実はあまり良く知らない。

学校でもちゃんと習っていない

今回のオペラ出演がきっかけで、

知らなかった事をたくさん知りました。


今回のオペラを見た事がきっかけで、

私のように、知らなかった事を知った、という若い人や、

戦争について、もう一度考え直そう、という人がいらしたら、

このオペラは成功なのだろうと思いました。


そして、今生きている私たちは、

たくさんの若かった特攻隊員の死を、

無駄死ににしてしまわないためにも、

平和を守り、この国の人々、そして世界中の人々が、

幸せに生きて行くために、

何を忘れず、

何を大切にして行くべきなのか、

今、こんな時だからこそ、もう一度、

見つめ直し、考え直す時なのだと思います。

それが特攻隊として死んでいった若者たちの魂を

本当の意味で弔う事になるのだと思います。


これは終演後に出演者みんなで撮った写真です。



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


上の写真になぜか神埼役のジョンさんがいないので、

ジョンさんと二人で撮った写真。

私は衣装も髪も取ってしまったあとですが(>_<)



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze


今回のオペラは、

歌い手にとってはとてもハードでした。

とにかく音が高い。

そして、特に1幕冒頭、私の登場シーンは、

オケの音がものすごく大きい。


三枝さんは、歌い手にとって音が高くてきつい事も、

オケの音が大きくて歌が聞こえにくくなる事も、

わかった上で、それでもそう作曲されたそうです。


そして、言葉は客席に聞こえないだろうけどそれでいい。

字幕を出すからそれでわかったもらえればいい。

それより、テンポ感や、迫力を大事にしてほしい、と、

最初の稽古の時におっしゃいました。


なので、私は今回は高音部分(たくさん)

の言葉をはっきり発音する事は捨て、

声の響きの事と、表現とを優先させる事にしました。


VOICE SPACEでの活動や、隅田川、万葉集など、

日本語で歌をうたい、その言葉の美しさを客席に伝え、

その言葉の深さを表現する、

という事を大切にして来た私にとって、

日本語を客席に聴きとれるように歌い、伝える事を捨て去る、

という事は、かなり抵抗のある事でした。


でも、今回は、三枝さんのおっしゃる、

テンポ感、迫力を失わないようにし、そしてなおかつ、

ちゃんとしたいい発声で歌い、喉を守るためには、

これしか方法はないのだ、という所に、

試行錯誤の末、たどり着きました。


今回、初めて私が日本語で歌っているのを聴き、

小林沙羅の歌は何を言っているのか聴きとれない、

と思った方がたくさんいらしただろうな、

と思うと少し悔しいです。

でも、それも含めて、

今回の経験は、私にいろいろな事を教えてくれました。


心の底から愛子と同化していったこの数日間、

愛子を私の中で抱きしめたり、

少し突き放したり、手をつないだり、溶けあったり、

一回一回の本番で、その距離感を確かめながら、

歌い、演じました。

愛子の叫びが、悲しみが、強さが、その気持ちが、

どれだけお客様に伝わったか、

私には実際のところはわかりませんが、

精一杯このオペラに取り組む事ができて良かったです。


カーテンコールで、このお話のモデルになった、

穴澤少尉の婚約者、智恵子さんが、

舞台の上にあがって来て下さいました。

キャストにとっては完全にサプライズでした。


オペラでは知子は最後自殺して死んでしましますが、

実際には智恵子さんは戦後を生き抜き、

今も生きていらっしゃるのです。

その智恵子さんを見て、舞台上で涙が止まらなくなってしまいました。


穴澤少尉の思い、記憶を大切に胸にしまって、

智恵子さんは生きていらした。

その方が目の前にいる。

その感動。

それに様々な思いを抱えながらの本番が3日間、

無事に終わった事へのホッとする気持ち。

それが重なってあふれだして来ました。

舞台上を見ると、他にも泣いている人がたくさんいました。


オペラ「KAMIKAZE-神風-」、

賛否両論、様々な意見を寄せて頂いています。


私もいろいろ悩んだり、不安だったり、

納得いかない事があったりもしましたが、

それでも、

今回このオペラに出演できて、

そしてたくさんの方に見て頂く事ができて、

本当に良かったと思っております。


会場に足を運んで下さった皆様、

支えて下さった音楽スタッフ、舞台スタッフの皆さま、

制作に関わった皆さま、

そして三枝成彰さん、

どうもありがとうございました。


最後に打ち上げの様子です。

知子役の小川里美さん、

私のアリアと神埼、知子の二重唱、

知子のアリアの歌詞を書いて下さった大貫妙子さん、

作曲の三枝成彰さんと!^^



小林沙羅のきまぐれ日記-kamikaze



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3月7日フルートとのスペシャルコンサート

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3月7日(木)19時~

紀尾井ホールにて、フルートとのスペシャルコンサートを行います!

ぜひ聴きにいらして下さい♪♪



小林沙羅のきまぐれ日記-2013 3 7



当初、フルーティストは元ウィーンフィルの奏者、

ヴォルフガング・シュルツさんを予定していましたが、

彼が急病で入院してしまい、来日が不可能になってしまったので、

変わりにウィーン国立歌劇場のフルーティスト、

マティアス・シュルツさんが共演して下さる事になりました!


こちらに詳細が書かれています。

→ http://www.ktrading.co.jp/inc/img/matthias_change.pdf


ヴォルフガング・シュルツさんとはウィーンでお会いして、

プログラムもご相談しながら一緒に決めて、

共演を楽しみにしていたので、今回は残念ですが、

入院してしっかり治療すれば大丈夫、また復帰します、

とのことでしたので、

また、共演させて頂ける機会を楽しみにしています。

今はお体をしっかり直して、早く元気になられる事をお祈りしています。


マティアス・シュルツさんとは今週末、

ウィーンでリハーサルを行う事になっています。

とても楽しみです!


今回は、前半はフランスロマン派、イタリアベルカントの時代のもの、

後半は日本の作品、そしてウィーンのオペレッタやワルツなどを、

プログラミングしてみました。

様々なジャンルで、お客様も楽しめる美しい作品、

そして、私とフルーティストの良さが発揮できる作品を選びました。


ピアニストは今回初共演、大須賀恵里さんです!

共演楽しみです!!


今回ウィーンで充電と準備がしっかりできましたので、

日本で皆さまに聴いて頂けるのをとても楽しみにしております♪

週末のリハーサルの様子なども、

また写真でお伝えできたらいいなと思っています!


以下詳細


『マティアス・シュルツ & 小林沙羅 スペシャルコンサート』

出演:
マティアス・シュルツ(フルート) 小林沙羅(ソプラノ) 大須賀恵里(ピアノ)

会場:紀尾井ホール

公演スケジュール:2013年3月7日(木) 19:00開演(18:30開場)


チケット料金: S席5,500円 A席5,000円 B席4,500円

         学生席2,500円(全席指定・税込)


チケットはオンラインで購入する場合はこちら

http://www.ktrading.co.jp/ticket/121127/index.html


お電話の場合は

Kトレーディング:03-6418-1008

紀尾井ホールチケットセンター:03-3237-0061

までお願いします。



以下、予定されているプログラムです♪


グノー:歌劇《ファウスト》より 宝石の歌(Sop.)
フォーレ:ファンタジー(Fl.)
ラヴェル:魔法の笛(Fl.Sop.)
サン=サーンス:見えない笛(Fl.Sop.)
ドニゼッティ:フルート・ソナタ(Fl.)
ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》より “お仲間の方々…気も晴れ晴れと(Sop.)
多忠助:宵待草(Sop.)
山田耕作:赤とんぼ(Fl.)
橋本國彦:《四季の組曲》より 春の組曲(Fl.Sop.)
J.シュトラウス:ワルツ「心音」(Fl.)
J.シュトラウス:喜歌劇《こうもり》より“公爵様、あなたのようなお方は”(Fl.Sop.)



変更や、曲の追加などもあるかもしれません。


リハーサルをやりながら、

一番いいプログラムと音楽を一緒に探っていきたいと思います!!




マティアス・シュルツさんとのリハーサル

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今日はフルーティストのマティアス・シュルツさんと、

3月7日のコンサートのリハーサルを行いました。


本当は昨日の予定だったのですが、

シュルツさんが、

本当はお休みをとっていたはずのウィーン国立歌劇場のオケに、

急に乗らなければいけない事になり、

急きょ、今日に変更になったのでした。


そして今日、リハのために私の家を訪れ、

私の顔を見た瞬間!驚いた顔!!

「僕達、一度共演した事あるよね!??」と!!!


良く見たら、おととしの夏に兵庫で「こうもり」のアデーレをやった際に、

オーケストラに乗っていた方ではありませんか!!


あの時のオーケストラは、

ウィーンフィルの元コンサートマスター、ヒンクさんを中心に、

ウィーンから、5人の奏者が来て演奏して下さっていたのでした!


その後、ヒンクさんとも道でバッタリお会いし、

その息子さんのヴィオラ奏者と、

第二ヴァイオリンを弾いてらした方とも楽友協会で2回もお会いし、

コントラバスの方とその奥様にはウィーンで再会してとてもお世話になり、

5人中4人の方々とはもうすでに偶然の再会を果たしていたのですが、

なんと、その最後の5人目の奏者と、

このような形で再会する事になったのでした!!!


ミラクルですキラキラ



今日のリハの様子を写真に撮ってブログにアップしよう!

と思っていたのですが、

リハに集中し過ぎて、写真の事がすっかり頭から抜け落ちてしまい、

撮る事ができませんでした(>_<)


なので、マティアス・シュルツさんの写真。



小林沙羅のきまぐれ日記-Schulz


素敵なフルートの音色です!!

今回は日本の作品も弾いて頂くのですが、

とても楽しく仕上がっています♪


そして、今日リハーサルをしていろいろ考え、

プログラムを少し変更する事にしました。


最後の曲は「こうもり」より「侯爵さま」の予定でしたが、

「ジュディッタ」より「私の唇は熱いキスをする」に変更しました。

フルートとの掛け合いが素敵な曲で、

途中、ダンスのシーンもあるのでぜひ楽しみにしていて下さい♪

この曲は、私がウィーンのオペレッタのコンクールで

賞を取った時に演奏した曲です。

日本では初めて演奏する事になります。楽しみ♪♪


さて、申し訳ない事に、

今日のリハの写真がないので、

代わりと言ってはなんですが、

最近のさむーいウィーンの様子を写真でお伝えします。


まずは家の前の道。2週間ほど前の様子です。


小林沙羅のきまぐれ日記-wien2


降ったり積もったり、雪が消えたり、また降ったり、

忙しい天気の毎日です。


これはおととい、

家からスーパーに行く道にて。

夜中の内にいっぱい雪が積もったようで、

木の枝にもたくさん積もっていて、本当に綺麗でした



小林沙羅のきまぐれ日記-wien2


小林沙羅のきまぐれ日記-wien2


ヒンクさんは2日前までスイスのの方で演奏をしていたそうで、

もう雪は十分だ~

日本では雪が降ってないといいなぁ、と言っていました。

この冬は東京も雪が多いように思います。

そろそろ春の足音が聞こえてきてもいい頃。


今回の演奏会は少し春をイメージして曲を選びました。

ここだけの話、

アンコールも、春を意識した曲を考えています♪

春よ来い~黄色い花桜晴れ

3月2日、チャリティーガラコンサート♪

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無事に帰国しました!

今日はぽかぽか春の陽気でしたね♪♪


3月7日の紀尾井ホールでのフルートとのコンサートの前に、

3月2日、音楽の架け橋、チャリティーガラコンサートvol.3に

参加させて頂きます。


私は第一回目にも参加させて頂き、今回で二回目です。

被災地の復興はまだまだ。

3年経って忘れてしまわないように、

私が歌う事で少しでも何か力になれるのであれば嬉しいです。


尊敬する先輩方と同じ舞台で歌えるのは、

とても嬉しく、楽しみです。


様々な声と様々な作品をお楽しみ頂けるコンサートです。

皆さま、ぜひおいで下さい☆


詳細は下記です。



小林沙羅のきまぐれ日記-チャリティーガラ



音楽の架け橋 チャリティーガラコンサート Vol.3

五反田文化センター 音楽ホール

18:30開演

2,000円+募金

募金の全額と、入場料から経費を引いた残額は、
こどもの音楽再生基金(School Music Revival)を通じ、東日本大震災の被災地の子供た
ちのための音楽活動、楽器提供等に使わせていただきます


ソプラノ
・九嶋 香奈枝
・小林 沙羅
・中村 洋美

メゾソプラノ
・磯地 美樹
・清水 華澄

バリトン
・井上 雅人
・坂下 忠弘

ピアノ
・吉田 幸央
・黒木 直子
・田中 健

司会
・加藤 牧菜

合唱
・音大生、他

制作
・坂本 正幸(会場手配等事務)
・井上 雅人(出演者代表)


そして、

チャリティーコンサートと地元でのコンサート

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昨日のチャリティーコンサートは、

おかげさまでいいコンサートになりました。

会場に足を運んで下さった皆様、どうもありがとうございました!


楽屋も和気あいあい、楽しい雰囲気で、

会場も明るく、暖かい雰囲気で、

楽しいコンサートになったと思います。


おかげさまで集まった募金を、

今回も被災地に送る事ができる事になりました。

少しでも役に立てて頂ければ嬉しいです。


被災地の復興はまだまだ終わっていない。

完全に復興した、と言える時まで、

小さな力ではありますが、できる事をして行きたいと思います。


今年も石巻の湊小学校で、

福間洸太朗さんと一緒に演奏する事になりました。

みんなの笑顔に再び会えるのが楽しみです。


これは終演後の集合写真!

学生さん達が合唱を歌って下さり、華やかな舞台になりました。



小林沙羅のきまぐれ日記-201332


そして今日は地元で、小さなコンサートに出演させて頂きました。


ピアノは竹山悠紀子さん、

そして大先輩の素晴らしいテノール、

下野昇さんと共演させて頂きました。


下野さんは70歳をとっくに過ぎていらっしゃるとは思えない、

つややかなお声で、日本語の響きも美しく、

共演させて頂けて光栄でした。


下野さんも昔ウィーンに留学されていたとのことで、

今日は「ウィーンわが夢の街」とメリーウィドーワルツを

一緒に歌わせて頂きました。


今日はお客様が、会場に入りきらないぐらい来て下さり、

びっくり、そしてとても嬉しかったです。

同じ小中学校、高校の出身の方がいらしていて声をかけて下さったり、

思いがけない方がご近所さんだったり、

サプライズがいっぱいの楽しい一日でした。


地元で演奏をしたのは実は今回が初めてだったのですが、

その暖かさを肌で感じました。

自分の生まれ育った街を大切にして行きたい、と思いました。


これは終演後に下野さんと撮った写真です!

また共演させて頂けたらいいな☆



小林沙羅のきまぐれ日記-201333


明日は3月7日のコンサートのリハーサルです!


春を呼ぶような、明るく楽しいコンサートにしたいと思います桜

楽しみです♪


木曜日、お時間のある方はぜひ!


詳細、お申込みはこちら

http://www.ktrading.co.jp/ticket/121127/index.html


いよいよ明日はフルートとのコンサート♪

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明日7日の19時~は、

いよいよフルートのマティアス・シュルツさんと、

紀尾井ホールでスペシャルコンサートを行います♪


ドレスも春らしいドレスを用意しました桜

曲も素敵な曲がたくさんです!

皆さんに楽しんで頂けるようなコンサートにしたいです!

そして、私自身も楽しんで演奏したいと思います♪


当日券も出ますので、

明日お時間のできた方は、ぜひ足をお運び頂けたら嬉しいですニコニコ


今日は3人でリハーサルでした~♪


これはシュルツさんがリハーサルをしている所を、

私が撮った写真!



小林沙羅のきまぐれ日記-3.7


お互いの呼吸を意識しながら、

それぞれの音楽を重ね合わせて行きます。

一人で練習している時には決してない、

真剣な駆け引きの時間、楽しい時間です。


そんな3人の音の絡まり合いを全身で感じて、

楽しんで頂ければ、と思います。

マティアス・シュルツ、小林沙羅、大須賀恵理

の3人でお届けします♪



小林沙羅のきまぐれ日記-3.7



今日はカメラマンがリハに来て下さり、

写真を撮って下さいました♪

この、下の写真はその方が撮って下さった写真。

何気ないリハーサル中の何気ない一コマ。



小林沙羅のきまぐれ日記-3.7


3人でリハーサルしている場面、

私が歌っている所の写真は、また追い追い^^


明日のコンサートが、

いいコンサートになりますようにキラキラ



~演奏会詳細~


マティアス・シュルツ&小林沙羅 スペシャルコンサート


2013年3月7日(木)19時開演

S席5500円、A席5000円、B席4500円、学生席2500円


http://www.ktrading.co.jp/ticket/121127/index.html



フルート:マティアス・シュルツ

ソプラノ:小林沙羅

ピアノ:大須賀恵里


演奏曲目:

C.グノー/「ファウスト」より 宝石の歌

橋本國彦/「四季の組曲」より 春の組曲

F.レハール/「ジュディッタ」より 私の唇は熱いキスをする



主催・お問合せ:Kトレーディング 03-6418-10081(10時~18時土日祝日を除く)


チケットお申込み:

Kトレーディング 03-6418-10081(10時~18時土日祝日を除く)

紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061

イープラス http://eplus.jp




3月7日紀尾井ホール フルートとのコンサート

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3月7日の紀尾井ホールでのコンサート、

おかげさまで楽しく終える事ができました!


会場に足をお運び下さった皆さま、

どうもありがとうございました!!


今回のコンサートは、

プログラムも明るく華やかな曲を選びましたし、

フルートの音色も明るく優しく、

会場をみるとお客様もにこにこしていらっしゃるのが見えて、

私自身も歌っていてどんどん楽しくなって行きました。


個人的には、いつもはもっとうまく行く所が、

納得いかない演奏になってしまったり、

忘れた事のない部分の歌詞を一瞬忘れて間違ってしまったり、

いろいろ悔しい事はあり、反省点もたくさんありました。


でも、なにより、あのコンサートを、あの時間を、あの空間を、

フルートのマティアスさんと、ピアノの大須賀さんと、

そして会場のお客様方と一緒に楽しむ事ができ、

終わった後は、しみじみ、このコンサートができて良かったなぁ、

ありがたいなぁ、と思いました。


終演後に3人で撮った写真です。

ちょっとぶれてしまっていてすみません。



小林沙羅のきまぐれ日記-20130307



今回のプログラムは以下の通りです。



グノー:歌劇《ファウスト》より 宝石の歌(Sop.)

フォーレ:ファンタジー(Fl.)

ラヴェル:魔法の笛(Fl.Sop.)

サン=サーンス:見えない笛(Fl.Sop.)

ドニゼッティ:フルート・ソナタ(Fl.)

ベッリーニ:歌劇《夢遊病の女》より “お仲間の方々…気も晴れ晴れと(Sop.)


多忠助:宵待草(Sop.)

山田耕作:赤とんぼ(Fl.)

橋本國彦:《四季の組曲》より 春の組曲(Fl.Sop.)

J.シュトラウス:ワルツ「心音」(Fl.)

F.レハール:喜歌劇《ジュディッタ》より“私の唇は熱いキスをする”(Fl.Sop.)


アンコール

ドビュッシー:シランクス(Fl)

早坂文雄:うぐひす(Sop.)

ジーチンスキー:ウィーン我が夢の街(Fl.Sop.)




今回のプログラムでは、特に橋本国彦の春の組曲は、

以前楽譜を見つけてから、ぜひ歌いたいと思っていた作品でした。


この作品は1945年に作曲され、初演もされているのですが、

戦後の混乱の中楽譜が失われ、

それがようやく見つかって、1996年になってから初めて出版された作品です。

おそらく今まで、ほとんど演奏されて来ていないのではないかと思います。

でも、今回いらして下さったお客様の中で何人もの方が、

春の組曲、って聴いたことなかったけれどいい作品ね、

と言って下さって、とっても嬉しかったです。

可愛らしい作品ですし、もっと演奏されるようになるといいな。


あと、フルートとの作品はフランスのものが多いのですが、

今回フランスの作品をいくつか取り上げて、

思った以上に声にしっくりする事に気づきました。

これまでは、あまり積極的に

演奏会でフランスものを取り上げる事はして来ませんでしたが、

今後、また勉強を深めて、フランスもののレパートリーも

積極的に増やしていきたい、と思いました。


フルートとの作品で、演奏したい!と思うものは

実はまだたくさんあるので、

また第二弾ができたらいいなぁ。と思っています♪♪



本番の演奏中の写真はないのですが、

代わりにリハーサルの時の写真をアップさせて頂きます☆




小林沙羅のきまぐれ日記-20130307




小林沙羅のきまぐれ日記-20130307


まだ正式発表はされていませんが、

主催者から許可を頂きましたので、ブログでこっそり発表!


次のソロリサイタルは、来年の3月28日(金)、

同じく紀尾井ホールで開かせて頂ける事になりました!

ぜひ手帳に一筆、書いておいて頂けたら嬉しいです音譜


東京以外での日程はまだ調整中です。

またご報告させて頂きますね^^




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2013年ラ・フォル・ジュルネ音楽祭参加♪明日10時~発売!

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小林沙羅のきまぐれ日記-ラフォルジュルネ




今年のゴールデンウィークには、

2013年ラ・フォル・ジュルネ音楽祭に参加します!


私はベテランギタリストの荘村清志さんと、

スペインの以下の作品を演奏する予定です。


ファリャ:7つのスペイン民謡
ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル
グラナドス:歌曲集「トナディージャス」より


会場は東京国際フォーラムのホールG409です。

たった153席の小さなホールで一公演だけなので、

チケットはかなり入手困難になると思われます。


日時:2013年5月4日 15:00~15:45
会場:東京国際フォーラム、ホールG409
料金:指定席 2500円

http://www.lfj.jp/lfj_2013/performance/artist/detail/art_90.html


すでに事前予約の枠や抽選枠などは、

開始数分でいっぱいになってしまったそうです。


一般発売は明日、3月16日朝の10時~です。

いらっしゃれる方はぜひ明日の朝10時にお電話、

またはメール、またはチケットぴあで、お申込み下さい。


公演番号は「264」です。

チケット購入時に大切になる番号です。


チケットご購入はこちらをご覧下さい。

→ http://www.lfj.jp/lfj_2013/ticket/





マーラー嘆きの歌

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ブログでの告知をしないままになってしまいましたが、

23日にサントリーホールで、

マーラー「嘆きの歌」のソプラノソロを歌いました。


これはマーラーの若き日の作品で、

のちに改定版が作られましたが、

今回の演奏は3部構成の初稿版。


マーラーの民謡的なメロディーとうねる和音が、

若いころの作品でも特徴的に現れていて、

歌っていて、また聴いていて、やっぱりマーラー好きだなぁ、

と思わせてくれる作品でした。


ソリストは皆それぞれ、ちょこちょこと細切れで歌うので、

流れに乗るのが難しく、

常に緊張感を持っていないとならない作品でした。

演奏会が終わって充実感があった半面、

自分の中では細かいいくつかの課題が浮き彫りになった本番でした。

マーラーが様々な発見をさせて下さったと思います。


指揮者の秋山和慶さんは今回初めてご一緒させて頂きましたが、

的確で自然で音楽的な指揮で、私たちを導いて下さいました。

ご一緒させて頂けて幸せでした!!!


終演後、秋山先生に一緒に撮って頂いた写真です。

ライトの当たり具合で写りがちょっとよくないですが。すみません。


小林沙羅のきまぐれ日記-nageki



ソプラノの星川美保子さんとも写真を撮りました!

今回はボーイソプラノの所を歌われたのですが、

清らかな美しい声で、ホールに素敵に響いていました!


小林沙羅のきまぐれ日記-nageki




メゾソプラノ:小川明子さん

テノール:青柳素晴さん

バリトン:甲斐栄次郎さん

ボーイソプラノ:星川美保子さん

ボーイアルト:富岡明子さん


本当に皆さん素晴らしかったです。

たくさんのいい音楽のエネルギーを頂きました。


そしてまた、東響合唱団が毎度のことながら素晴らしい!!

作品に対する本気度が伝わって来て、感動です。

東京交響楽団の音にも、今回も大きなエネルギーを頂きました。


よーし!!

と、前向きの力が出ました!

内容は嘆きの歌なので悲しい内容でしたがショック!

でも、とっても充実した演奏会でした。

たくさんのお客様にも来て頂けて嬉しかったです。


最後に、リハーサルの時の写真☆



小林沙羅のきまぐれ日記-nageki




共演させて頂いたソリストの皆さん、

日曜日は金沢で!

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日曜日は久々に金沢での演奏会です。

アンサンブル金沢の皆さまとの共演!

3月31日は耳にいい、という事で、

オーケストラの日と決まっているので、

それにちなんだ演奏会、「オーケストラの火」に出演します。


フィガロの結婚よりスザンナのアリアや、

宵待草をオーケストラ伴奏で歌います。楽しみ!


そして、先日の日本音楽コンクールで一位をとった、

カウンターテノールの藤木大地さんと、

ポッペアの戴冠から二重唱を歌います。

藤木さんはウィーンでの先生が一緒で、

まだテノールだった頃にはバスティアンとバスティエンヌで

共演させて頂いた事がありますが、

カウンターテノールになってからは初共演です。

これも楽しみです♪


詳細は以下です。




「オーケストラの日(火)」コンサート



2013年3月31日(日)15時開演

石川県立音楽堂コンサートホール

https://yyk1.ka-ruku.com/ishikawa-t/index.jsp?type=N&id=B130331-00&scr=detail



指揮:平川範幸

お話:井上道義

ソプラノ:小林沙羅

カウンターテナー:藤木大地

出演:石川県ジュニアオーケストラ、いしかわ子ども邦楽アンサンブル、オーケストラ・アンサンブル・金沢



曲目:

三番叟

荒城の月

ビゼー:歌劇「カルメン」より

モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」から

モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 他



チケットお申込み:076-232-8111


お問い合わせ:石川県立音楽堂チケットボックス

076-232-8632



小林沙羅のきまぐれ日記-20130331

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